家づくりの計画を初めて間もなく「無添加住宅」と出会い、「家族の健康が第一。調べれば調べるほど、ここしか目に入らなくなりました」と話す施主のU様ご夫婦。

健やかな住環境を求め「無添加住宅」の存在を知る

２人目の子供が生まれ、今まで住んでいたアパートが手狭になり、まずは居住先として那覇近辺の分譲地を選択。そして「子供が少しだけアレルギーに敏感な体質だったので、シックハウスなどの心配ががない家を」最優先に情報を集めているうちに、無添加住宅にたどり着きました。

デザイン面も大きな魅力でした。思い描いていた理想の住宅イメージは、奥さまが北欧テイストで、ご主人はミッドセンチュリー風の家。白の漆喰と無垢材を標準仕様にそろえた無添加住宅のスタイルは、そんなお２人の希望にぴったりとかなうものでした。

また「自由設計の注文住宅なので、思い通りの間取りを実現でき、庭や駐車スペースも必要な分だけ確保できます。価格体系も明瞭で、建築費用が実際にどれくらいかかるのか事前に把握できる点も、依頼する大きな決め手になりました」とＵさんは振り返ります。

プランニングはスムーズに進み、ゆとりのある４ＬＤＫの間取りにロフトを備えた、建坪約30坪の平屋に落ち着きました。「社長さんをはじめ、営業の方も建築士さんも、スタッフが皆さん明るく親切！どんな相談にも親身になって対応していただき、安心して計画を進めることができました。」

自由設計で希望通りの間取りを実現。
住むほどに味が出る家に

待望の新居は２０１５年１２月に完成。敷地南側の庭に面して、家の中央に大きくＬＤＫが横たわり、リビングの東側には和室が連続。さらに和室の上にはロフトが重なり、その分だけ室内全体の天井高も上げて開放感を出し、北面の壁には明かりを補うための高窓を設けています。

キッチンはフルオープンの対面式で、正面を向けばリビングから和室まで、室内全体を一望できます。すぐ右手には２人の子ども室があり、将来個室にいる時間が長くなっても、容易に会話を交わせる配置になっています。

「キッチンにいる時間が一番の幸せ。子どもたちがどこにいても目が届き、台所作業中も安心です」と奥さまは笑顔。またキッチン左手のダイニングの脇には、壁をアーチ形にかたどった家事室があり、ちょっとした事務仕事をしたり趣味の時間を過ごすにも重宝します。

内外装はほとんどすべて、無添加住宅標準の材料で仕上げました。床材は柿渋塗装のアカシア材を選び、壁と天井は漆喰をベースに、リビングのテレビ背面だけはアクセントでコーラルストーンを配しました。「床は肌触りが本当に気持ちよくて、遊びに来た人も皆感激しています。しかも冬の間はほんのり暖かく、寒さが気になりませんでした。」

Ｕさん宅を訪問したのは、入居後５カ月ほどたった初夏の時期。「気になっていた子どものアレルギーも、今はまったく心配なし。家族全員、健康で快適に暮らせています」とのこと。
これからは、ＤＩＹでウッドデッキに手すりをつけたり、念願だった“おうちバー”の準備をしたりと、計画がもりだくさん。

元気いっぱいに走り回る子どもたちを見守りながら、「住むほどに味が出る家にしていきたいですね」とお２人はしみじみと話しています。

●Simple　平屋