漆喰の優しい風合いと爽やかな空気感に大満足。
住宅地の中でのびのび住まう自慢したくなる憩いのわが家
大人以上に子どもたちが居心地の良さを敏感に察知
建てる前も住み始めてからも、漆喰壁の雰囲気がお気に入り。
シンプルで清潔感があって、調湿・消臭などの効果が期待できて、自然素材ならではの優しい風合いも楽しめます。
「サイアスホームさんのオフィスとモデルハウスを初めて訪問したときから、空気がとても爽やかで気持ちいいね、と夫婦で話をしていたんです。私自身がやや敏感な体質だったこともあり、“体に悪いものは使わない”という家づくりのコンセプトにも共感しました」とご主人。
2人の子どもたち(当時)も居心地の良さを察知したのか、正式に契約をして打ち合わせで通うようになると、「今日は行かないの?と子どもたちから聞いてくるくらい。私たち以上に楽しみにしている様子でした」。
Tさんの新居が完成したのは2017年3月。「無添加住宅」での家づくりはその10カ月ほど前からスタートしました。
希望エリアの分譲地の抽選で、奥さまが見事に「当選」を引き当てたのがきっかけで、「長男が小学校へ上がるのが翌年4月。3月までには完成させたい」とすぐに計画に取りかかりました。
プランはスムーズにまとまり、工事も滞りなく着々と進みました。「モデルハウスを手がけたのと同じ建築士さんが設計を担当してくれました。実はデザインも空間の取り方も、モデルハウスをお手本にしようと考えていたので、イメージが共有しやすかったですね」。
内装は白の漆喰をベースに、柿渋塗装をした無垢アカシア材をフローリングに選択。
建具などの木部はナチュラルな色合いで統一し、和室には竹あじろの引戸を入れました。
書斎、スタディースペース、坪庭などこだわりが満載
部屋の隅々まで目が行き届き、どこにいても家族の気配が感じられる間取りの構成は、当初からの要望通り。
とりわけ20畳近い広さのあるLDKは、屋根の勾配を生かして南面にハイサイドライトを入れたことで、一段と明るさが増し開放感が高まりました。
可変式の子ども室は「大きくなって個室を使う時間が多くなっても、毎日の暮らしの中で必ず顔を合わせるように」と考え、玄関からダイニング・キッチンを挟んだ向かい側に配置。
さらにキッチンのすぐ左手には「小さいうちは目の届く範囲で勉強させたいから」とスタディースペースを造り付けました。机代わりのカウンター正面の壁は、連絡事項を書いたり消したり、磁石をくっつけたりできるように、ホーローパネルが取り付けてあります。
キッチン奥と主寝室の間の1坪ほどのスペースを生かし、ご主人専用の書斎を設けたことも特長の一つ。
またリビングの南面にはデッキと芝庭が置かれ、周囲に今後たくさんの住宅が建設予定であることを考慮して、目隠し壁で囲いました。
これが光と風を室内へ招き入れるライトコートの役割を果たし、LDKや和室に絶えず新鮮な空気が行き渡ります。
「庭は夏のプール遊びにも最適でしたね。また建築士さんの提案で、和室に坪庭と小窓を付けたらこれが大正解。今は家族全員で和室を寝室代わりにしているのですが、小窓を開ければ風がよく通り、夜の防犯面も気になりません。暑い夏の間も快適でした」。
漆喰と無垢材の効果なのか、ジメジメした湿気もさほど気にならず、「漆喰は見た目の印象がいいのはもちろんですが、家の中の空気が本当に軽やかですよね」。
また新築後には家族が一人増え、子育てに追われる時間がさらに増えたからこそ、新居の居心地・使いやすさをつくづく実感している様子です。
「家を建てる前は、小学校入学に間に合わなかったらどうしようと心配ばかりしていたのですが、寸分違わぬスケジュールで工事が進んで、むしろびっくり(笑)。遊びに来た人全員にあれこれ説明したくなるような、自慢のわが家です」。
家族構成 : ご夫婦、子供3名
敷地面積 : 243.34㎡(73.6坪)
延床面積 : 111.49㎡(33.7坪)
お引渡し : 2017年3月